寒くなると、せっかくお風呂で温まったのに
寝るまでの間に体が冷めてしまい、
布団に入ると、布団も冷たく、なかなか寝付けないものですよね。
寒い季節は布団が冷たくてなかなか寝付けない方に手軽にできる寒さ対策についてまとめてみました。
ベッドが寒くなる主な理由
ベッドが寒くなる主な理由ですが、外気温の影響です。
夏の季節は寒さを感じる事はありません。地域によって様々ではありますが、基本的に夏場は暑さを感じる事はあっても、寒気を覚える事はないはずです。
翻って秋から冬場、そして春先にかけては肌寒い事が多いでしょう。
たとえ窓や扉をきっちりと閉めていても、空気が流れる隙間は必ずどこかにあり、そこから外の寒い空気が入り込みます。
いわゆる扉や窓際など、元々空気が流れる通り道にベッドを置いていると、気候の影響を受け易くです。
最近は日本列島も暖かい日が増えて来ましたが、それでも秋から冬にかけては外気温が極端に下がる日が依然として多々あります。
たとえ窓側ではなくても、家の構造的に風が通りやすく、そういった場所で寝ていると就寝中に底冷えする事がありますので、気が付き次第、置き場所を変えた方が良いでしょう。
北側の方が寒く、南側の方角の方が基本的に温かいです。
間取りの関係でなかなか自由に家具をレイアウトする事が出来ないかもしれませんが、寒さは健康の天敵ですので、ベッド暖かくする方法として出来る限り南方向に置きたいところです。
難しくても、北側から別の方向に移すだけでも一定の効果が期待出来ます。窓の近くで北方向は悪条件が揃い過ぎています。
寒いベッドの特徴とは
スプリング構造のベッドはその仕組みの関係で底冷えしやすいです。
湿気がこもり難く、リラックスした姿勢で就寝出来るなどメリットが多い仕組みですが、寒いシーズンにおいては利点が裏目に出やすいです。
構造がシンプルで通気性が良いため、寒い空気もベッドの内部に通し易いのです。
冷たい風や空気は住まいの床を這うように進みますので、高さがない製品も寒くなります。
他にも使われている材料が通気性を重視している場合、秋から冬場にかけて寒さを感じやすくなります。
人の身体は寝ているだけでも大量の汗をかきます。湿気は体内からも発せられ、通気性が悪いと、それは寝苦しさや寝具の劣化を誘発します。
日本列島は元々湿度が高い地域です。梅雨から夏場にかけては、湿気が籠りやすく、メーカー側があの手この手で対策を講じ、通気性の良い材料で製品を製造し始めました。
梅雨から夏場といった温暖な季節に関してはそれがプラスになりますが、空気が通り抜け易い素材がメインの製品は、熱を保有する役割が薄く、秋から冬場にかけては寒さを感じます。
熱帯夜対策に開発された新しい製品が、真冬の頃は反対に寒い状態になりやすく、新製品でも種類によってそういったリスクがあります。
ベッドを暖かくする対策!
ベッド暖かくする方法ですが、日本古来の寒さ対策である湯たんぽを活用するのがオススメです。
伝統的な方法ではありますが、非常に効果的であり、熱湯を専用のタンクに入れて、それを寝る前に布団に入れておきます。
元々は金属製の物が主流でしたが、近頃はより扱い易い特別なプラスチック製の物が販売されています。
電気ケトルで寝る前に熱湯を沸かしておき、後はそれを本体に注ぎ淹れるだけです。
一度準備して布団に入れれば、家電製品とは違い電気代もタイマー設定も不要です。
暖房器具をつけると頭が痛くなる、という方も湯たんぽなら平気でしょう。
熱湯から出る自然の熱が布団と人の身体をポカポカにしてくれます。
次のベッド暖かくする方法ですが、いわゆる毛布を活用する対策です。
毛布は掛け布団のように使うのが普通の使い方ですが、ベッドの寒さ対策として敷布団のように使う事でより高い防寒効果が得られます。
毛布を敷き、その上に寝て更に掛け布団と毛布を重ねて体に被せれば更にベストです。
また月並みですが、ベッドの置き場所を家の奥に移動させるのが良いでしょう。
窓や出入り口の近くは空気の流れが多く、秋から冬場にかけては快適に就寝出来ない場所になります。